もやしと唐辛子で整える夏の常備菜
夏の食卓に、もやしという選択肢
暑さが続くと、食欲が落ちたり、そうめんやアイスばかりに偏ったりしがちです。そんな時期に頼りになるのが、一年中安価に手に入るもやし。1袋(約200g)でもおよそ30kcal前後と軽く、それでいてかさがあるので、少ない食事量でも満足感を得やすい食材です。
そこにもう一つ組み合わせたいのが唐辛子。一味唐辛子や豆板醤をほんの少し加えるだけで、味の輪郭がはっきりして、薄味でも物足りなさを感じにくくなります。減塩しながら満足度を保ちたいときに、辛味はとても実用的な味方です。ダイエット中の食事が単調になってきたと感じている方こそ、この2つの組み合わせを試してみてほしいと思います。
知っておきたい、もやしと辛味の使い方
もやしの水分とカリウム
もやしは9割以上が水分で、カリウムも含んでいます。カリウムは体内のナトリウムバランスを整える働きがあり、外食や加工食品で塩分が多くなりがちな夏場には、意識して摂りたいミネラルの一つです。ただし水に溶け出しやすいので、汁ごと食べるスープや、さっと火を通す和え物にすると無駄がありません。
辛味は「少量」がちょうどいい
唐辛子に含まれるカプサイシンは、食べたときに体が温まる感覚をもたらします。ただ、大量に摂れば痩せるというものではありません。あくまで味に変化をつけて食事を続けやすくするための調味料と捉えるのが現実的です。胃腸が弱っている日は控えめに、というくらいの距離感がちょうどいいでしょう。
作りおきにも向く、もやしレシピ2品
ここからは、もやしと辛味を活かした具体的なレシピを紹介します。1品目は汁ごといただくスープ系、2品目は冷やしても食べやすい和え物系。どちらもたんぱく質源として豚肉を組み合わせているので、食事としての満足度もしっかり確保できます。
【節約料理】財布に優しくダイエットにも良い!もやしクッパの作り方!

提供: けんますクッキング
もやしの水分に溶け出た栄養も、スープごと余さずいただける一品。ご飯の量を控えめにしても、もやしのかさと卵・豚バラのたんぱく質でしっかり満たされます。ラー油や一味唐辛子は仕上げに好みで足せるので、辛さの調整が自在なのも嬉しいところ。夜遅い食事にも重宝します。
無限豚もやし

提供: Kanayan [diet vlog]
油をほとんど使わず、ポン酢と生姜で仕上げる軽やかな一皿。豚肉100gでたんぱく質を確保しつつ、もやしでボリュームを出しています。冷やしても美味しく、作りおきの常備菜として使いやすいのが利点。一味唐辛子といりごまが、あっさりした味に奥行きを与えてくれます。
続けやすさが、いちばんの条件
体づくりの食事で難しいのは、正しさよりも「続けること」です。手頃で下ごしらえも簡単なもやしは、その点で心強い存在。辛味や香味野菜で味を変えれば、飽きずに回していけます。
今日の買い物かごに、もやしを一袋。そんな小さな選択の積み重ねが、季節をまたぐ頃には確かな違いになっているはずです。

