油を味方にする、続く低カロリー飯
油を減らすほど痩せる、とは限らない
ダイエットを始めると、まず削られるのが油です。炒め物のフライパンに油を引かない、ドレッシングはノンオイル、揚げ物は封印。たしかに脂質は1gあたり9kcalとエネルギー密度が高いので、減らせば数字は下がります。ただ、極端に落とし切った食事は続きにくいのも事実です。満足感が出にくく、料理の香りや口当たりも物足りなくなり、결局どこかで反動が来る。油は「減らすもの」ではなく「選んで使うもの」と考えたほうが、長い目で見てうまくいきます。
今回は、良質な油を少量きちんと使いながら、カロリーは抑えるという方向で組み立てたレシピを集めました。テーマの中心にあるのは、多くの人が「ダイエット中は無理」と思いがちなオムライスです。
知っておきたい、油との付き合い方
脂質はゼロにできない栄養素
脂質は細胞膜やホルモンの材料になり、ビタミンA・D・E・Kといった脂溶性ビタミンの吸収も助けます。野菜を積極的に食べている人ほど、少量の油と一緒にとったほうが栄養を活かしやすい場面があります。オリーブオイルに多いオレイン酸、卵に含まれる脂質なども、量をコントロールすれば敵ではありません。
「引く量」より「引き方」を変える
実践的なコツは、油の総量ではなく使い方を見直すことです。フライパンに直接回し入れず、キッチンペーパーで薄く伸ばすだけで使用量は大きく変わります。また、加熱の最初にニンニクを油で温めて香りを移しておくと、少ない油でも料理全体の満足度が上がります。仕上げに数滴たらす「後がけ」も、香りが立つぶん少量で済む方法です。
油の使い方が上手な、オムライス3品
ここからは実際のレシピです。同じオムライスでも、油の扱い方と主食の組み立てがそれぞれ違います。自分の生活リズムに合いそうなものから試してみてください。
低カロリーで作り置きも可!ダイエット中に食べたいオムライスレシピ

提供: Public Mother
鶏むね肉と卵でたんぱく質をしっかり確保しつつ、油は炒めに必要な分だけ。特別な材料を使わない構成なので、まずは普段のオムライスから油の量だけ見直したいという人に向いています。作り置きできるのも継続のしやすさにつながります。
【500kcal以下】余分な脂肪を落とし筋肉が付く!『痩せ筋肉ライス』の作り方/ダイエット料理/低カロリー/鶏胸肉レシピ

提供: 痩せウマ
オリーブオイル大さじ1/2をニンニクと合わせ、香りを移してから使うのがポイント。少量の油でも風味が全体に行き渡ります。ご飯にオートミールを混ぜて糖質量を調整し、鶏胸肉でたんぱく質を補う構成。500kcal以下でも物足りなさが出にくい一皿です。
【15kg痩せた女が作る】オートミールで絶品オムライス◎子供も喜ぶ大人気レシピ

提供: こてぃん食堂
主食をオートミール30gに置き換え、そのぶんバターを少量使って香りと満足感を確保しています。削るところと残すところを分けた設計が参考になる一品。家族と同じメニューを食べたい日にも使いやすく、無理なく続けやすい内容です。
おわりに
油を敵にした食事は、短期的には数字が動いても、長く続けるのが難しくなります。良質な油を少量、香りが立つ使い方で取り入れる。それだけで、いつもの一皿はダイエット中でも成立します。今日の一食を、我慢ではなく工夫で乗り切れたなら十分です。その積み重ねが、結果的にいちばん確実な体づくりになります。
