秋の夜長にバターおかず。香りで満たす食事術
バターは「敵」ではなく、満足度を支える調味料
ダイエット中になんとなく避けられがちなバターですが、実際に使う量はひと皿あたり10〜20g程度。少量でも加熱すると香りが立ち、料理全体の満足感を大きく引き上げてくれます。日が短くなり、夜の食事がなんとなく物足りなく感じる季節こそ、香りの力を借りたいところです。
大切なのは、バターを「主役」ではなく「香りづけ」として使うこと。じゃがいもやこんにゃく、きのこといったシンプルな食材に少量のバターを合わせるだけで、余計な油や糖分を足さずに一品が完成します。物足りなさから間食に手が伸びるくらいなら、バターをひとかけ使ったおかずで気持ちよく食べ終えるほうが、結果的に一日の食事は整いやすくなります。
知っておきたい、香りと食材の組み合わせ
「香り」は満足感のスイッチになる
味覚だけでなく嗅覚も、食事の満足度に関わっています。バターを加熱したときの香りは、少ない量でも料理の輪郭をはっきりさせてくれるため、塩分や油の量を抑えても物足りなさを感じにくいのがメリットです。仕上げに加えると香りが飛びにくく、より少量で済みます。
食物繊維とセットにすると使いやすい
バターを使うときは、食物繊維の多い食材と組み合わせるのがおすすめです。じゃがいもの皮周辺やこんにゃく、きのこ類には食物繊維が含まれ、噛む回数が増えて食べるペースがゆっくりになります。よく噛んで食べることは、満腹感を得るうえでも役立つ習慣です。バター=カロリーと身構えるより、何と一緒に食べるかを考えるほうが現実的といえます。
シンプルだから続く、バターおかず2品
ここからは、材料も工程も少ない、平日の夜でも作りやすい2品を紹介します。どちらもバターは少量。それでも十分に香りが立つ組み合わせです。
簡単ほくほく♪レンジでじゃがバター

提供: デリッシュキッチン
材料はじゃがいもとバターだけ。じゃがいもは炭水化物源ですが、カリウムや食物繊維も含み、主食の一部として置き換えれば主菜のたんぱく質と組み合わせやすい一品です。バターは20gを分け合う程度で香りは十分。電子レンジ調理なので油を足す必要もなく、忙しい夜にも作りやすい構成です。
手でちぎるのが一番旨い!【こんにゃくのガリバタステーキ】簡単・節約・ヘルシー♪アク抜き不要・包丁いらずの爆速ズボラレシピ

提供: にじ子のズボラ食堂
こんにゃくとしめじが主役の低カロリーな一皿。手でちぎることで断面が増え、少ない調味料でも味がよくのります。バターは10gとにんにくの香りで満足感を出し、噛みごたえのある食感で自然と食べるペースがゆっくりに。もう一品ほしい夜の副菜として重宝します。
まとめ
バターを使うか使わないかより、どのくらいの量を、どんな食材と合わせるか。そこを考えられるようになると、食事の選択肢はぐっと広がります。我慢を積み重ねるより、おいしく食べ終えられる一皿を増やすほうが長続きします。秋の夜、香りのいいおかずを一品添えるところから、無理のない体づくりを続けてみてください。

